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『Reign In Blood』 - Slayer 

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1. Angel of Death
2. Piece by Piece
3. Necrophobic
4. Altar of Sacrifice
5. Jesus Saves
6. Criminally Insane
7. Reborn
8. Epidemic
9. Postmortem
10. Raining Blood
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11.Aggressive Perfector(リマスター盤ボートラ)


ジャケットからして既に不穏な雰囲気を醸し出している、スラッシュメタルバンドSlayerの3rdアルバム。

なんと私、まだ1986年に発表されたアルバムしかレビューしておりません(笑)

Metallica、Megadeth、Anthraxと並んで「スラッシュ四天王」(海外ではBig4?)と語られるこのバンドですが、4バンドの中でダントツにスラッシュしています。

昔はそこまで開きはありませんでしたが、90年代以降のSlayer以外のバンドはスラッシュメタルとはおおよそ呼べないような作品を世に送り出していたと思います(Megadethに関しては90年代以降も好きな作品は多々あります)

Slayerは愚直にスラッシュを貫きました。

そんな彼らの最高傑作がこのアルバム。

おそらく「最高傑作」という発言にほとんどの方は異論無いでしょう。


スラッシュメタル史上最狂の曲①から幕を開けます。
イントロのおぞましいリフから続くトム・アラヤ(Vo & Bs)のヒステリックな高音シャウトを聴いた瞬間、何かが切れ、一心不乱に頭を縦に振っていることでしょう。
ジェフ・ハンネマン(Gt)とケリー・キング(Gt)が交互に引き倒すギターソロにはただただ圧倒されてしまいます。
続く短尺な疾走曲3連続②③④とリスナーに一息つく暇を与えずにアルバムは進行していきます。
⑤でやっとミドルテンポな曲、と思いきやすぐにスピードアップ。
やっぱり休ませてはくれません。
⑥もテンポが遅いのは始めだけ、ザクザクとしたリフを纏いながら疾走。
ドラムが存在感を発揮しているアルバムの中でも、デイブ・ロンバード(Dr)のドラムが特に圧倒的な⑧からミドルテンポながらもヘッドバンギング不可避な⑨。
雷鳴から幕を開けるラストの⑩では、Slayerが生み出した数多くのギターリフの中でも最高のものを聴くことができます。
複数のリフで構築された楽曲は冒頭と同じ雷鳴で終演を迎える。


正直な話、「100聞は一聴にしかず」(?)です。

とにかく聴いてみてください。

ハマる人はそれこそ禁断症状になるくらいハマると思います。

それにアルバムトータル時間30分未満(ボートラ除く)と時間的制約がある方にも優しいアルバムです(笑)

ボートラは同アルバムの楽曲に比べて若干メロディアスな佳曲ですが、正直⑩の後は何も聴きたくありません。

あの雨の音で終わりたいです。

スラッシュメタルの名盤というだけではなく、エクストリーム系メタルの入門盤でもありますね。

私は気分が沈んでる時に聴くことが多いかもしれません。

無理やり奮い立たせます。


オススメ:①④⑨
超オススメ:⑩
Slayer - Raining Blood
https://www.youtube.com/watch?v=0qB54PNb4hA

92点

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